基本的にヘアカラーにはブリーチは必須です。通常のヘアカラー剤や白髪染めにもブリーチ作用はあります。期間限定で明るくするご予定の方には、その後の黒染めに支障をきたさないようなワンメイクカラー(単色染め)がオススメです。
髪の毛を染めるにはベースの色を明るくする必要がある
髪の毛を染めるには、どうしても黒髪のメラニン色素を分解してベースの色を明るくする必要があります。
一度のカラーリングで色味を感じるヘアカラー剤でできる明るさには限界があり(色味にもよりますが13Lv程度)、それ以上の明るさを表現するためにパウダーブリーチという、通常のヘアカラー剤とは少し性質の異なるカラー剤があります。
これを一般的にブリーチ剤と呼びますが、通常のカラー剤も明るくなるからにはブリーチ作用があります。
期間限定ならワンメイクカラー(単色染め)がおススメ
期間限定で髪の毛を明るくした後、黒染めをするご予定の方はワンメイクカラー(単色染め)といって、根元から毛先まで均一に同じ色にするヘアカラーがオススメ。
コントラストのあるヘアカラーは期間限定には向かない
グラデーションカラーやハイライトなどのコントラストのあるヘアカラーの場合、黒染めが抜けてきた際にそのままデザインが反映されてしまうので、社則や校則にひっかかってしまう心配があります。
髪の毛全体を均一に染めるには個人に合わせて調整が必要
ワンメイクカラーの場合、髪の毛全体を均一に染めるためには、根元と中間、毛先の薬の強さや塗る量をコントロールする必要や、希望の色を表現するために、その人の髪質に合わせて赤みや黄色味などの調整をする必要があります。
なので、仕上がりは1色でも、2種類のカラー剤を使用して綺麗に仕上げるサロンカラーテクニックをする方もいます。
ぜひ、参考にしてください。