縮毛矯正というと、『ストレートすぎるのはイヤ』『ツンツンの髪型になったらどうしよう』といった、ネガティブなイメージをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。 ですが、ツンツンの縮毛矯正しかできなかったのは、もはや昔の話!パッツンストレートにはなりたくない方、必見です。
ナチュラルな内巻きボブ。ストカールという縮毛矯正なんです。
縮毛矯正をかけると、毛先がツンツンしてしまいそうでイヤですよね。ですが縮毛矯正で髪のツヤとまとまりを出しながら、内巻きに毛先を曲げるテクニックというのがあります。
それがストカール。今回ご紹介するのはアイロンだけで毛先を内巻きにまげる方法。根元から中間にかけてはストレート、毛先には内巻きに入るようにカールを加えるので、毎朝のセットも簡単になります。
ストカールは、もちろんメンズもOKです。
メンズの縮毛矯正というと、よりツンツンなイメージがありますよね。ですが、同じテクニックをメンズのようなショートヘアで応用することも可能です。
同じ仕上がりのレベルでも、ダメージの大幅カットに成功
そうすると、気になるのがやっぱりダメージ。ですがご安心ください。ダメージ対策も進化しています。
仕上がりのツヤや質感、ナチュラルさはもちろんのこと、これまで1回の縮毛矯正での髪への負担であるダメージレベルが、★★★★☆くらいだったのが同じ程度のクセの伸び具合でも★★★☆☆くらいと、大幅にダメージカットできるようになってきています。
ダメージ大幅カットの秘密は薬剤のハイブリッド化
ツンツンストレートの時代というのは髪縮毛矯正の薬も浸透しにくいものが主流でした。なので髪の内部まできちんと作用させるためには、薬のパワーを上げる必要が。。。
そこで最近では、
- キューティクルに作用する薬
- 髪の内部に浸透していく薬
- 髪の親水基疎水基にそれぞれ作用する薬
などなど、様々な薬の特性を活かしハイブリッドにミックスすることで、少ないパワーで髪に負担をかけないように縮毛矯正をかけることが可能になってきています。
ストカールをやってみたい方への注意点
綺麗な毛先のカールをつくるためには、どうしても毛先の毛量が必要なので以下の場合は注意が必要です。
- 毛先が極端なハイダメージ毛な方
- 梳かれすぎて毛先に厚みがなくなってしまっている方
カットである程度の問題を解消してからでないと、ストカールの仕上がりが思い通りにならない可能性があるので、上記に当てはまる方は要相談です。
ストカールにはアイロンで毛先を内巻きにするテクニックと毛先にだけデジパーをかけるテクニックの2種類があります。
ですが、その二つとも熟練したテクニックと毛髪科学の深い知識が必要になるプロのテクニック。たくさんある美容室のメニューの中でも、とても難易度の高いメニューでもあるというのも正直な所。
なので、信頼できる美容師さんにきちんと相談した上での施術をオススメします。ぜひ、ご参考にしてください。